オール・ユー・ニード・イズ・キル
オール・ユー・ニード・イズ・キル
死ぬたびに朝へ戻る、絶望のループ戦記
タイムループ実写映画化
『All You Need Is Kill』は、桜坂洋のSF小説を『DEATH NOTE』の小畑健が コミカライズした全2巻のループSFです。トム・クルーズ主演のハリウッド映画 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の原作としても知られ、 短く濃いループものの代表格として読み継がれています。
作品情報
| 作者 | 桜坂洋(原作)・竹内良輔(構成)・小畑健(漫画) |
|---|---|
| 出版社 | 集英社(週刊ヤングジャンプ連載) |
| 巻数 | 全2巻(完結) |
| メディア化 | ハリウッド実写映画化(2014年) |
あらすじ
謎の異星生命体「ギタイ」と人類が死闘を繰り広げる近未来。初陣に臨んだ新兵・キリヤ ケイジは、戦場であっけなく戦死してしまいます。しかし目を覚ますと、そこは戦闘前日の 朝──終わらない「最悪な一日」に閉じ込められたケイジは、幾度も死んでは同じ戦場へ 送り込まれることになります。
見どころ
「死んでは繰り返す」というループ設定を、絶望のどん底からの成長エンジンとして使い 切る構成の巧みさが本作最大の魅力。何十回、何百回と同じ戦闘をやり直すうちに、 戦下手だったケイジは戦場の全てを見切る手練れへと変貌していきます。桜坂洋の 原作小説を、『DEATH NOTE』の小畑健が骨太な作画で漫画化。全2巻というコンパクトな 尺の中に、戦争の理不尽さと一筋の希望を凝縮しています。2014年にはトム・クルーズ 主演でハリウッド実写化されたことでも知られ、原作小説・漫画・映画それぞれで 結末の描き方が異なる点も読み比べの楽しみです。
ここが推せる
全2巻で完結する潔さ。長期連載になりがちなループものの中で、無駄なく密度高く
「やり直し」の妙味を味わい尽くせる一作です。
こんな人におすすめ
- 短い巻数でタイムループものの傑作を読みたい人
- 絶望の中で強くなっていく主人公が好きな人
- 異星生命体とのSF戦記・ミリタリー要素が好きな人
よくある質問
- 映画を観ていれば読まなくてもいい?
- 映画と漫画は結末が異なります。特にリタとケイジの決着の描き方は別物なので、映画ファンこそ読み比べる価値があります。
- 小畑健の作画はどうですか?
- パワードスーツと戦場の描き込みは圧巻で、『DEATH NOTE』ともまた違う劇画寄りの画が堪能できます。