ちはやふる
ちはやふる
競技かるたに青春を賭ける大河物語
🏆 マンガ大賞2009
競技かるた完結済
あらすじ
「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川──」。綾瀬千早は小学生のとき、 転校生の綿谷新に競技かるたの世界を教えられ、その速さと熱に心を奪われます。 高校生になった千早は、幼なじみの真島太一とともにかるた部を創設。 日本一の「クイーン」を目指して、畳の上の青春を駆け抜けていきます。
見どころ
競技かるたは「畳の上の格闘技」。百分の一秒を争う払い手の疾走感、 読手の声だけが響く張り詰めた静寂──「音」を描く画力が本作は圧倒的で、 かるたを知らなくても1巻で必ず引き込まれます。 千早・太一・新の三人の関係が競技と絡み合いながら育っていく構成も見事。
そして本作の懐の深さは、脇役の人生まで丁寧に描くところにあります。 才能に恵まれない者、遅れて始めた者、教える側に回った者。 「かるたを続けるとは何か」という問いに、それぞれの答えが用意されています。 全50巻の大河ですが、終盤に向けて加速する物語は読む価値しかありません。
ここが推せる
競技もの・青春もの・恋愛ものすべてを最高水準で兼ね備えた一作。読み終えると百人一首をひとつ覚えたくなっているはずです。
こんな人におすすめ
- ひとつのことに打ち込む青春に浸りたい人
- 実写映画やアニメで気になっていた人
- 長編を時間をかけてじっくり読みたい人