BECK
冴えない中学生がバンドで見つける「音」の世界
『BECK』は、ハロルド作石が描くバンド漫画の金字塔です。 何者でもなかった中学生がロックと出会い、バンドとともに世界へ駆け上がっていく 王道の成長物語は、連載終了から時を経てもバンド漫画の代名詞であり続けています。 TVアニメ化、佐藤健・水嶋ヒロ出演で実写映画化もされました。
作品情報
| 作者 | ハロルド作石 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社(月刊少年マガジン連載) |
| 巻数 | 全34巻(完結) |
| メディア化 | TVアニメ化 / 実写映画化(2010年) |
あらすじ
平凡な中学生・田中幸雄、通称コユキ。ある日、いじめられていた奇妙な 継ぎ接ぎ模様の犬「ベック」を助けたことから、飼い主である型破りな天才ギタリスト・ 南竜介と出会います。竜介に導かれてギターを手にしたコユキは、 自分でも知らなかった「歌」の才能に目覚めていきます。
竜介が結成したバンド「BECK」に加わったコユキは、ライブハウスの下積みから 巨大フェスの大舞台まで、音楽の世界の光と闇を全身で浴びながら成長していきます。
見どころ
音の出ないはずの漫画というメディアでありながら、コマ運びと構図だけで 「聴こえてくる」ライブシーンを描き切る演出力は他に類を見ません。 とりわけコユキが歌う場面の、聴衆の表情だけで歌声のすごさを伝える見せ方は圧巻です。
バンドマンたちの青臭くも眩しい成長物語と、洋楽ロックへの深いリスペクトに満ちた ディテールが随所に光ります。音楽業界の理不尽、メンバー間の衝突と和解など、 バンドという生き物のリアルも容赦なく描かれます。
こんな人におすすめ
- バンド・音楽ものの漫画が好きな人
- 王道の成長物語が好きな人
- 洋楽ロックが好きな人
- 『BLUE GIANT』など音楽漫画の名作を辿りたい人
よくある質問
- 洋楽を知らなくても楽しめますか?
- 楽しめます。物語はコユキの成長譚として完結しており、洋楽ネタはわかればより楽しい「隠し味」です。
- 長いですが途中で失速しませんか?
- 全34巻を通してライブの熱量は増していく一方です。終盤の大舞台はバンド漫画史に残る名場面です。