北北西に曇と往け
北北西に曇と往け
アイスランドを駆ける探偵活劇
🎗️ マンガ大賞2019 ノミネート
探偵活劇
『北北西に曇と往け』は、『乱と灰色の世界』の入江亜季が描くアイスランド探偵活劇です。 火山と氷河の島を舞台に、車と話せる少年探偵が依頼を解決していく本作は、 圧倒的な風景描写でマンガ大賞2019にノミネート。 「漫画で旅ができる」と評される、画力の暴力のような1作です。
作品情報
| 作者 | 入江亜季 |
|---|---|
| 出版社 | KADOKAWA(既刊)/雪割草(2026年より続刊) |
| 巻数 | 連載中 |
| 受賞 | マンガ大賞2019 ノミネート |
あらすじ
舞台はアイスランド、北緯64度のランズ・エンド。17歳の御山慧(みやま・けい)には 3つの秘密がありました。ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。 みっつ、その職業は探偵。
愛車ジムニーを駆り、逃げ出した飼い犬を連れ戻したり、ひと目ぼれの相手を探し出したりと、 島の小さな依頼を解決していく慧。しかし日本に残してきた弟・道久をめぐる事情が、 彼の穏やかな探偵生活に影を落とし始めます。
見どころ
アイスランドの厳しくも美しい自然を精緻な作画で描き出す画力が圧巻です。 溶岩台地、オーロラ、間欠泉、色とりどりの街並み── 1ページごとに旅行欲を刺激される風景の連続で、「聖地巡礼したくなる漫画」の筆頭格です。
「クルマと話せる」という不思議設定を活かしたユーモアと、 探偵ものとしての謎解き、そして兄弟をめぐるシリアスな本筋が三層構造になっており、 ゆったり読めるのに読み応えは十分。入江亜季の趣味性が全開の逸品です。
ここが推せる
アイスランドという舞台選びのセンスと、それを裏付ける緻密な作画。読むだけで異国の空気を感じられます。
こんな人におすすめ
- 異国を舞台にした物語が好きな人
- 探偵もの・依頼解決型のエピソード形式が好きな人
- 緻密で美しい作画にこだわりたい人
- 旅行・北欧が好きな人
よくある質問
- ファンタジーですか? ミステリーですか?
- 「車と話せる」以外は現実的な世界の探偵ものです。不思議要素は控えめのスパイスとして効いています。
- アイスランドの知識は必要?
- 不要です。むしろ本作がアイスランド入門になります。読後に旅行サイトを開いてしまう副作用付きです。