メダリスト
遅すぎたスケーターと崖っぷちコーチ、氷上の二人三脚
『メダリスト』は、アフタヌーン連載、つるまいかだによるフィギュアスケート漫画です。 「始めるのが遅すぎた」少女と、「何者にもなれなかった」青年コーチ。 崖っぷちの二人がオリンピックの金メダルを目指す物語は、 講談社漫画賞をはじめ各賞を総なめにし、アニメ化でスポーツ漫画の 現行最高峰との評価を確立しました。
作品情報
| 作者 | つるまいかだ |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| 巻数 | 連載中 |
| 掲載誌 | アフタヌーン |
| 受賞 | 講談社漫画賞ほか |
| メディア化 | TVアニメ(2025年〜) |
あらすじ
小学5年生の結束いのりは、フィギュアスケートに焦がれながら、 姉の挫折を見てきた母に反対され、自分を「何もできない子」と思い込んで生きてきました。 一方、アイスダンスに転向して夢を掴めなかった青年・明浦路司(あけうらじ つかさ)は、 コーチとしての最初の教え子を探していました。 リンクの上で出会った二人は、「五輪金メダル」という無謀な目標へ、 遅れてきた者同士の二人三脚で挑み始めます。
見どころ
本作の凄みは、競技描写の解像度です。エッジの傾き、回転の軸、採点の仕組み── フィギュアという競技を「技の名前」ではなく「身体の理屈」から描き、 ジャンプが跳べた瞬間のカタルシスを読者の身体感覚に直接届けてきます。 つるまいかだの、感情が爆発するコマの画力は少年漫画顔負けです。
そして師弟の関係性。自己肯定感が地の底にあった、いのりが 「自分は上手になっている」と初めて口にするまでの積み重ね、 教え子の才能に自分の夢を重ねてしまうことへの司の自制── 「教える者と教わる者」の倫理をここまで誠実に描いたスポーツ漫画は稀有です。 ライバルたちも全員が主人公級の背景を持ち、大会編は毎回涙腺の総力戦になります。
こんな人におすすめ
- 現行スポーツ漫画の最高峰を読みたい人
- 師弟・コーチものに弱い人
- アニメから原作に興味を持った人
よくある質問
- フィギュアスケートを知らなくても楽しめる?
- 楽しめます。ルールも採点も作中で丁寧に噛み砕かれ、むしろ本作でフィギュア観戦が面白くなったという声が多数です。
- アニメはどこまで?
- アニメは放送済みの範囲から先が原作で読めます。大会シーンの熱は原作のコマ運びでこそ味わえるので、アニメ視聴済みでも原作をおすすめします。