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SARU

SARU

五十嵐大介が描く上下巻完結の幻想譚

🎗️ マンガ大賞2011 第13位 幻想SF

『SARU』は、『海獣の子供』の五十嵐大介による上下巻完結の伝奇幻想譚です。 孫悟空やハヌマーンなど、世界中の神話に現れる「猿」の伝承をひとつの物語に束ね、 文明と自然の相克を描くスケールの大きさで、マンガ大賞2011にランクイン。 五十嵐大介の画力と構想力が凝縮された、濃密な2冊です。

作品情報

作者五十嵐大介
出版社小学館
巻数全2巻(上下巻・完結)
受賞マンガ大賞2011 第13位

あらすじ

孫悟空、ハヌマーン──洋の東西を問わず、神話や伝承には「猿」の姿をした 強大な存在が繰り返し登場します。もしそれらが同じひとつの「何か」を 指しているとしたら。物語は、封じられた「猿」を巡り、 不思議な力を持つ人々の運命が世界規模で交錯していくさまを描きます。

日本の霊場からヨーロッパの修道院まで、舞台は大陸をまたいで展開。 神話・宗教・オカルトの知識が縦横に織り込まれた、壮大な伝奇アクションです。

見どころ

緻密で有機的な作画と、自然や生命への深い眼差しが融合した独特の世界観が本作最大の魅力です。 風の動き、森のざわめき、人ならざるものの気配── 言葉に頼らず「世界そのもの」を紙面に立ち上げる画力は、現役漫画家でも屈指です。

上下巻というコンパクトな構成でありながら、読み終えた後に長く余韻の残る 濃密なストーリーテリングは五十嵐大介の真骨頂。 設定をすべて説明し切らない語り口も、神話的なスケール感を際立たせています。

ここが推せる 短い巻数に凝縮された圧倒的な密度と、生命の神秘を描く五十嵐大介ならではの世界観。

こんな人におすすめ

  • 『海獣の子供』など五十嵐大介作品のファン
  • 自然や生命をテーマにした幻想的な物語が好きな人
  • 短い巻数で完結する濃密な物語を求めている人
  • 神話・伝承をモチーフにした伝奇ものが好きな人

よくある質問

初めての五十嵐大介作品としても大丈夫?
大丈夫です。上下巻で完結するので入門に向いています。気に入ったら『海獣の子供』『ディザインズ』へ進むのがおすすめです。
難解だと聞きましたが?
説明を省く作風なので、すべてを理解しようとするより、圧倒的な絵と神話的な雰囲気に身を委ねる読み方が合っています。
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