Dr.スランプ
天才発明家が作った女の子ロボット、鳥山明デビュー作の元気印ギャグ
『Dr.スランプ』は、週刊少年ジャンプ連載、鳥山明の初期代表作です。 『ドラゴンボール』の作者が世に出るきっかけとなった本作は、 天才発明家が作った人間そっくりの女の子ロボットを主人公に据えた ドタバタギャグ漫画で、独特のポップな絵柄と下ネタ含みの 伸び伸びとしたギャグセンスで一時代を築きました。
作品情報
| 作者 | 鳥山明 |
|---|---|
| 出版社 | 集英社 |
| 巻数 | 全18巻(完結) ※完全版全15巻もあり |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| 受賞 | 第27回小学館漫画賞少年向け部門(1981年) |
| メディア化 | TVアニメ2作・映画多数 |
あらすじ
辺境の村・ペンギン村に住む天才(だが変人)発明家・則巻千兵衛は、 少女型ロボット「アラレ」を製作します。 怪力・高速移動などの超人的な能力を持ちながら、 極度の天然でズレた言動を繰り返すアラレは、 自分がロボットだと気づかないまま、 ペンギン村の住人たちを巻き込んだ騒動を次々と巻き起こしていきます。 千兵衛や、後に登場するアラレの弟・がっちゃんらとの ドタバタの日常が描かれます。
見どころ
本作最大の魅力は、鳥山明の伸び伸びとしたギャグセンスです。 下ネタ、パロディ、シュールな展開──後の『ドラゴンボール』からは 想像しづらいほど自由奔放なギャグの応酬は、 当時のジャンプ読者に鮮烈な印象を与えました。
そしてアラレというキャラクターの、天然で無邪気な魅力も本作の核です。 自分の超人的な力に無自覚なまま、悪気なく騒動を起こしていく彼女の存在は、 後の鳥山明作品に通じる「明るく前向きなヒロイン像」の原点でもあり、 独特の効果音・擬音のセンスも含めて、唯一無二のポップな世界観を作り上げています。
こんな人におすすめ
- 鳥山明の原点を読みたい人
- シュールでポップなギャグ漫画が好きな人
- 『ドラゴンボール』ファンで未読の人
よくある質問
- 下ネタが多いと聞いたけど大丈夫?
- 80年代のジャンプらしい下ネタ・下品なギャグが多めですが、あくまでコメディとしての範囲で、深刻な内容ではありません。
- どの版で読むのがいい?
- 通常版全18巻のほか、加筆修正された完全版(全15巻)があります。Kindleでも配信されています。