九龍ジェネリックロマンス
過去・現在・未来が交差するノスタルジックな恋
『九龍ジェネリックロマンス』は、『恋は雨上がりのように』の眉月じゅんが描く ミステリー×ラブロマンスです。取り壊されたはずの九龍城砦が今も存在する世界という 設定のもと、「この街と私は何なのか」という謎が恋模様と並走。 マンガ大賞2021にノミネートされ、TVアニメ化・実写映画化もされた話題作です。
作品情報
| 作者 | 眉月じゅん |
|---|---|
| 出版社 | 集英社(週刊ヤングジャンプ連載) |
| 巻数 | 全12巻(完結) |
| 受賞・メディア化 | マンガ大賞2021 ノミネート / TVアニメ化・実写映画化 |
あらすじ
此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、 街並みに過去・現在・未来が交差する迷宮都市です。 不動産屋で働く30代の鯨井令子は、同僚の工藤発に密かな想いを寄せながら、 気だるくも心地よい日常を送っています。
しかしある日、令子は自分の過去の記憶が曖昧なことに気づきます。 工藤が知っている「かつての鯨井」と、いまの自分は同じ人間なのか──。 恋の行方と自分の正体、二つの謎が絡み合いながら物語は進んでいきます。
見どころ
猥雑で退廃的、それでいて温かみのある九龍城砦という舞台設定が唯一無二の魅力です。 路地の湿度、飲茶の湯気、ネオンの色まで描き込まれた街は、 それ自体が本作のもう一人の主人公と言っていい存在感を放ちます。
「なぜこの街はこうなっているのか」というSFミステリーとしての謎解きと、 大人の距離感でじっくり育まれるラブロマンスが同時に進む構成は、 眉月じゅんの真骨頂。アイデンティティとは何かという問いが、恋愛の形を借りて迫ってきます。
こんな人におすすめ
- 猥雑で退廃的な街並みが好きな人
- 謎解き要素のあるラブロマンスが好きな人
- アニメ・実写映画から原作に興味を持った人
- 『恋は雨上がりのように』など眉月じゅん作品のファン
よくある質問
- SFが苦手でも楽しめますか?
- 楽しめます。謎はあくまで人間ドラマを深めるための仕掛けで、難解な理屈は出てきません。
- 完結していますか?
- 全12巻で完結済みです。謎の答えと恋の結末まで、一気に読み切れます。