水は海に向かって流れる
水は海に向かって流れる
曲者揃いの同居人と始まる奇妙な家族の物語
🎗️ マンガ大賞2021 ノミネート
ヒューマンドラマ
『水は海に向かって流れる』は、田島列島が描く疑似家族の物語です。 「恋愛はしないと決めている女」と高校生の同居から始まるドラマは マンガ大賞2021にノミネートされ、広瀬すず主演で実写映画化。 全3巻で完結する、静かな名作です。
作品情報
| 作者 | 田島列島 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| 巻数 | 全3巻(完結) |
| 受賞・メディア化 | マンガ大賞2021 ノミネート / 実写映画化(2023年) |
あらすじ
高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。最寄りの駅に迎えに来たのは、 見知らぬ大人の女性・榊さんでした。案内された家の住人は、親に黙って脱サラした叔父(マンガ家)、 女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。 そこに高校1年生の直達を加えた5人での奇妙な共同生活が始まりますが、直達と榊さんの間には思いも寄らぬ因縁がありました。
見どころ
血の繋がらない者同士が寄り集まって「家族のようなもの」を築いていく過程を、 軽妙な会話劇と丁寧な心理描写で描く群像劇。それぞれが抱える事情を少しずつ明かしていく構成が読ませます。
ここが推せる
「家族を離れて始まる、家族の物語」という逆説的なテーマの深さ。曲者揃いのキャラクターの掛け合いも軽妙です。
こんな人におすすめ
- 血縁を超えた「疑似家族」ものが好きな人
- 会話劇の面白い群像劇を読みたい人
- じっくり読める人間ドラマが好きな人
よくある質問
- 恋愛ものですか?
- 恋愛の気配はありますが、軸は「怒りと赦し」の家族ドラマです。榊さんの「恋愛はしない」の理由こそ物語の核心です。
- 全3巻で物語はまとまりますか?
- 見事にまとまります。短い巻数で深い余韻を残す構成力は、田島列島作品共通の美点です。