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『NARUTO -ナルト-』書影

NARUTO -ナルト-

忍びの里で生きる少年の成長譚

忍者バトル完結済アニメ化

『NARUTO -ナルト-』は、岸本斉史が描いた忍者バトルの世界的ヒット作です。 『週刊少年ジャンプ』で1999年から2014年まで15年にわたって連載され、全700話・全72巻で完結。 コミックスの累計発行部数は世界46か国で2億5000万部を超え(2019年5月時点)、 「認められたい」少年の成長譚は国境を越えて愛され、 海外での日本漫画人気を決定づけた立役者の一つになりました。 TVアニメは無印と『疾風伝』を合わせて全720話。続編『BORUTO』へ物語は続いています。

作品情報

作者岸本斉史
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ(1999年43号〜2014年50号)
巻数全72巻(完結・全700話) ※外伝1巻あり
累計発行部数世界累計2億5000万部突破(2019年5月時点・46か国)
メディア化TVアニメ『NARUTO -ナルト-』(2002〜07年・全220話)、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』(2007〜17年・全500話)、劇場版多数

あらすじ

生まれた瞬間に九尾の妖狐を封印された少年うずまきナルトは、 里の誰からも遠巻きにされながら育ちます。それでも「里長(火影)になる」という 夢を掲げ、忍者学校を卒業。同期のサスケ、サクラとともにチームを組み、 任務の中で本物の絆と強さを身につけていきます。

物語は大きく二部に分かれます。第一部は忍者学校の卒業から中忍試験、里同士の抗争、 そしてサスケの離反まで。第二部は修業を終えて成長したナルトが、 世界を巻き込む大戦の中で自らの出自と向き合い、サスケとの決着へ向かう物語です。

主な登場人物

うずまきナルト主人公。里の嫌われ者だった落ちこぼれ忍者。火影になる夢を決して諦めない。
うちはサスケナルトの宿命のライバル。一族の悲劇を背負い、復讐に生きる天才。
春野サクラ二人の同期の少女。医療忍術の使い手として成長していく。
はたけカカシ三人の師。「写輪眼のカカシ」の異名を持つ上忍。
日向ヒナタ同期の少女。内気だが、落ちこぼれだった頃からナルトを見続けてきた。
自来也(じらいや)伝説の三忍の一人で、ナルトの師。豪快な性格の裏に、弟子を思う深い情を持つ。

見どころ

序盤の忍者学校編から始まり、中忍試験、里同士の抗争、そして親友サスケとの すれ違いと決別。ナルトの成長は常に「認められたい」という孤独な少年の願いと 表裏一体で描かれ、だからこそ彼が仲間を得るたびに読者も一緒に嬉しくなります。

忍術バトルの発想力も本作の魅力。血継限界、写輪眼、尾獣── 設定と設定がぶつかり合う頭脳戦としてのバトルは今読んでも色褪せません。 全72巻で丁寧に完結しており、続編『BORUTO』への橋渡しとしても 押さえておきたい原点です。

そして本作は「親から子へ」の物語でもあります。ナルトの出自、サスケの一族、 師である自来也やカカシがそれぞれ抱えてきた過去── 世代を超えて受け継がれる想いが第二部の大戦編で一気に結び付き、 最終話がそのまま次の世代の物語(『BORUTO』)の入口になる構成は、15年の長期連載ならではの厚みです。

ここが推せる 「認められたい」という誰もが持つ願いを軸に据えた王道成長譚。序盤の孤独な少年が仲間に囲まれていく過程は、何度読んでも胸が熱くなります。

結末・ラストはどうなる?

2014年11月10日発売の『週刊少年ジャンプ』50号に第699話と最終第700話が同時掲載され、15年の連載が完結しました。 最終話のタイトルは第1話と同じ「うずまきナルト!!」。オールカラー24ページで、 第1話と対になる形で物語が閉じられています。

結末のネタバレを表示する

大戦の終結後、ナルトとサスケは終末の谷で最後の一騎打ちを行い、互いに片腕を失うほどの決着の末に和解します。 最終話は大戦から数年後。すっかり平和を取り戻した木ノ葉の里では五影会談が開かれようとしており、 大人になった同期たちが描かれます。ナルトは七代目火影として多忙な日々を送り、 ヒナタと結婚してボルトとヒマワリという二人の子どもがいます。 サスケとサクラ、シカマルとテマリ、サイといのなど、それぞれの家庭も描かれ、 物語は次の世代へと引き継がれる形で幕を閉じます。

アニメ・続編について

TVアニメは『NARUTO -ナルト-』が2002年10月から2007年2月まで全220話、 続く『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が2007年2月から2017年3月まで全500話、いずれもテレビ東京系で放送されました。 制作はぴえろ。原作の完結までを映像化しており、劇場版も多数制作されています。

原作完結後の2015年春には短期集中連載が行われ、これがナルトの息子ボルトを主人公にした 続編『BORUTO』へと発展しました。『BORUTO』は本作の最終話のさらに先を描いているので、 親世代の物語を本作で読んでから進むと、続編の場面がいっそう刺さります。

こんな人におすすめ

  • 忍者・バトルものの王道を読みたい人
  • 孤独な主人公が仲間を得ていく物語が好きな人
  • アニメや続編『BORUTO』から原点に興味を持った人
  • 完結済みの長編を最初から最後まで一気に読みたい人

よくある質問

72巻は長すぎませんか?
第一部(1〜27巻)だけでも一つの物語として区切りがあります。少年篇だけ読む、という楽しみ方も十分ありです。
『BORUTO』から読んでも大丈夫?
『BORUTO』は本作の続編なので、感動を最大化するなら本作からがおすすめです。親世代の物語を知ってこそ刺さる場面が多くあります。
アニメは原作のどこまで?
『疾風伝』の最終話までで原作の完結まで描かれています。ただしアニメオリジナルの話も多いので、原作の流れをまっすぐ追いたいなら全72巻のコミックスがいちばん速いです。
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