(2026年8月15日 更新)
『ハイキュー!!』は、古舘春一が描く高校バレーボール漫画の金字塔です。 「敵チームにも全員の人生がある」誠実な作劇でスポーツ漫画の水準を塗り替え、 アニメシリーズと劇場版『ゴミ捨て場の決戦』も大ヒット。 全45巻で完結済みの、部活漫画の最高峰です。
作品情報
| 作者 | 古舘春一 |
|---|---|
| 出版社 | 集英社(週刊少年ジャンプ連載) |
| 巻数 | 全45巻(完結) |
| 受賞 | 第61回小学館漫画賞 少年向け部門 |
| メディア化 | TVアニメ4期・劇場版(2024年) |
あらすじ
小柄ながら驚異的な運動能力を持つ日向翔陽は、中学最初で最後の公式戦で 「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄に完敗します。 雪辱を誓って強豪だった烏野高校に入学した日向を待っていたのは、 なんとその影山。最悪の出会いから始まった二人の「変人速攻」が、 低迷していた烏野バレー部を全国の舞台へ押し上げていきます。
主な登場人物
| 日向翔陽(ひなた しょうよう) | 主人公。小柄ながら驚異的な跳躍力を持つ。「小さな巨人」に憧れ烏野高校へ。 |
|---|---|
| 影山飛雄(かげやま とびお) | 「コート上の王様」と呼ばれた天才セッター。日向と「変人速攻」コンビを組む。 |
| 烏野高校排球部 | 澤村大地、菅原孝支、西谷夕、月島蛍ら個性豊かな部員たち。全員に見せ場がある群像劇。 |
| ライバルたち | 音駒の孤爪研磨、青葉城西の及川徹など、敵チームにも人気キャラクターが多数。 |
見どころ
本作のいちばんの美点は、敵チームまで全員に物語があること。 どの試合も「どちらにも負けてほしくない」状態で読むことになり、 だからこそ勝敗の一瞬に胸が締めつけられます。 そして「負け」の描き方が誠実で、敗者のその後の人生までちゃんと描いてくれるのがこの漫画です。
バレーボールという競技の面白さの言語化も抜群で、ルールを知らなくても レシーブ一本の重みが伝わってきます。跳ぶ、繋ぐ、打つ── 紙の上なのに音が聞こえてくるような試合描写は、スポーツ漫画の到達点のひとつ。 全45巻を通して無駄な試合がひとつもありません。
ここが推せる
「才能とは」「チームとは」への答えがこの中にあります。部活を経験したことのある人は、どこかで必ず自分を見つけて泣くはずです。
こんな人におすすめ
- スポーツ漫画で胸を熱くして泣きたい人
- 部活・チーム競技の経験がある人
- アニメや劇場版から原作に興味を持った人
よくある質問
- バレーのルールを知らなくても読めますか?
- 読めます。ローテーションなどのルールは物語の中で自然に理解でき、読後はバレー観戦が数倍楽しくなります。
- 最終章は高校卒業後も描かれる?
- はい。終盤では彼らのその後の人生まで描かれ、「部活の先」まで見届けられるのが本作の特別なところです。
