黒子のバスケ
「影」のパス回しがキセキの世代を撃つ、能力系バスケの金字塔
『黒子のバスケ』は、2009年から14年にジャンプで連載された藤巻忠俊のバスケットボール漫画です。 「幻の6人目」という発明と、必殺技が飛び交う能力バトル的な試合展開で 女性ファン層まで爆発的に拡大し、2010年代のジャンプスポーツものを代表する 大ヒット作となりました。アニメ3期+劇場版で完結まで映像化されています。
作品情報
| 作者 | 藤巻忠俊 |
|---|---|
| 出版社 | 集英社 |
| 巻数 | 全30巻(完結) |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| メディア化 | TVアニメ3期(2012〜15年)・劇場版「LAST GAME」(2017年) |
あらすじ
帝光中学バスケ部──10年に1人の天才が同時に5人揃った「キセキの世代」。 しかしその世代には、公式記録に残らない「幻の6人目」がいたと囁かれていました。 誠凛高校に入学した黒子テツヤは、影の薄さを武器にパスだけを極めた、その6人目。 アメリカ帰りの怪物・火神大我と「光と影」のコンビを組んだ黒子は、 バラバラの強豪校に散ったキセキの世代を倒し、 「チームバスケ」の正しさを証明する戦いに挑みます。
見どころ
本作の発明は「主人公が点を取らない」ことです。存在感のなさを活かした 視線誘導のパス──ミスディレクションという武器は、 天才だらけのコートで凡人が戦うためのロジックとして完璧に機能し、 パスが通るだけで会場が沸く、新しいカタルシスを作り出しました。
ゾーン、無冠の五将、エンペラーアイ──試合が進むほど 能力バトルの様相を帯びるインフレ展開は賛否込みで本作の魅力です。 緑間の超長距離シュート、青峰との「光」対決、赤司の絶対性。 キセキの世代それぞれとの決戦が全部「別ジャンルの強さ」で描かれるため、 30巻を一気に駆け抜けられます。
こんな人におすすめ
- 能力バトル的なスポーツ漫画が好きな人
- 『スラムダンク』とは違うバスケ漫画を読みたい人
- 完結済みの人気作を一気読みしたい人
よくある質問
- リアル系?それとも超人系?
- はっきり超人系です。現実のバスケ理論より「必殺技の応酬」の爽快感を楽しむ作品で、そこが唯一無二の魅力になっています。
- 劇場版まで見るべき?
- 原作全30巻の後日談にあたる「EXTRA GAME」を映像化したのが劇場版「LAST GAME」です。キセキの世代が一つのチームで戦う祭りなので、完走後のご褒美にどうぞ。