美少女戦士セーラームーン
変身ヒロインの世界標準を作った伝説の少女漫画
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年から97年に「なかよし」で連載された武内直子の代表作です。 「戦う変身ヒロインのチームもの」という発明はアニメとともに世界を席巻し、 後のプリキュアシリーズから海外のポップカルチャーまで、 その影響下にない魔法少女ものは存在しないと言われるほどの原点です。
作品情報
| 作者 | 武内直子 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| 巻数 | 全18巻(完結) ※完全版全10巻・新装版全12巻もあり |
| メディア化 | TVアニメ(1992〜97年)・「Crystal」(2014年〜)・劇場版・ミュージカル・実写ドラマ |
あらすじ
ドジで泣き虫な中学2年生・月野うさぎは、言葉を話す黒猫ルナと出会い、 愛と正義のセーラー服美少女戦士・セーラームーンに変身する力を授かります。 仲間の戦士たち──水野亜美、火野レイ、木野まこと、愛野美奈子と出会い、 幻の銀水晶を狙う闇の勢力と戦ううちに、うさぎは自らの前世と、 タキシード仮面こと地場衛との運命の恋にたどり着きます。
見どころ
原作漫画の魅力は、アニメ版よりもずっとスピーディーでシリアスな物語運びです。 前世から続く悲恋、宿命として繰り返される戦い、そして未来の娘との出会い。 武内直子の華麗な線で描かれるコマは、ページ全体が宝飾品のような美しさで、 今読むと「少女漫画の画面デザイン」の一つの極点であることがよく分かります。
セーラー戦士それぞれに信念と個性を与え、「守られるヒロイン」ではなく 「戦う主体」として少女を描いたことが、本作を世界標準にしました。 外部太陽系戦士(ウラヌス、ネプチューンら)の登場以降に描かれる 多様な愛の形も、90年代の少女漫画として驚くほど先進的です。
こんな人におすすめ
- 魔法少女・変身ヒロインものの原点を読みたい人
- アニメは見ていたが原作は未読の人
- 美しい画面の少女漫画に浸りたい人
よくある質問
- アニメと原作はどう違う?
- 原作はアニメよりシリアスでテンポが速く、物語の結末も原作独自です。アニメ「Crystal」は原作準拠なので、原作の雰囲気を映像で知りたい人はそちらをどうぞ。
- どの版で読むのがいい?
- 判型が大きく彩色イラストが美しい完全版(全10巻)がおすすめです。Kindleでは新装版・完全版ともに配信されています。