それでも町は廻っている
それでも町は廻っている
商店街で起きる不思議な日常
日常コメディミステリーアニメ化
『それでも町は廻っている』(通称・それ町)は、『外天楼』の石黒正数による 下町日常コメディの傑作です。脱力系ギャグとSF・ミステリーの仕掛けを 同居させた作風は唯一無二で、TVアニメ化もされ、全16巻で完結。 「日常もの」の枠を最後まで拡張し続けた名シリーズです。
作品情報
| 作者 | 石黒正数 |
|---|---|
| 出版社 | 少年画報社(ヤングキングアワーズ連載) |
| 巻数 | 全16巻(完結) |
| メディア化 | TVアニメ化(2010年) |
あらすじ
商店街の喫茶店「シーサイド」でメイドのアルバイトをする女子高生・嵐山歩鳥。 探偵に憧れながらも決定的な事件には縁がなく、個性豊かな常連客や同級生たちに 振り回される日々を送っています。舞台は丸子商店街という何の変哲もない下町。 そこで巻き起こる、ちょっと不思議でちょっと切ない出来事の数々を、 1話完結形式で描いていきます。
見どころ
一見のんびりした日常ギャグ漫画に見えて、実は数十話・数年越しに回収される 伏線が張り巡らされているのが本作最大の特徴です。何気ない小ネタだと思っていた コマが、後の巻で驚くべき真相につながる瞬間の快感は格別。 ゾンビ、UFO、都市伝説的な怪異まで日常の中に紛れ込ませる懐の広さと、 歩鳥をはじめとする脱力系のキャラクターたちの掛け合いが絶妙なバランスで同居しています。
ここが推せる
「ただのギャグ回だと思っていたら伏線だった」という驚きが随所にある構成力。1話読み切りの気軽さと長期連載ならではの奥深さを両立しています。
こんな人におすすめ
- 脱力系の日常ギャグが好きな人
- 何気ない伏線が後で回収される構成に興奮する人
- 商店街や下町を舞台にした群像劇が好きな人
- 『外天楼』など石黒正数作品のファン
よくある質問
- 時系列がシャッフルされていると聞きましたが?
- 各話の時系列が意図的に前後しており、単行本には時系列表も収録されています。この仕掛け自体が伏線の宝庫です。
- どの巻から読んでも大丈夫?
- 1話完結なのでどこからでも楽しめますが、伏線の快感を最大化するなら1巻から順が断然おすすめです。