ベルセルク
剣と因果に抗い続ける、ダークファンタジーの到達点
『ベルセルク』は、1989年から続くダークファンタジーの金字塔です。 身の丈を超える巨剣を振るう剣士ガッツの復讐と再生の物語は、 圧倒的な描き込みとともに世界中の作家・ゲームクリエイターに影響を与え続けています。 2021年に作者・三浦建太郎が急逝した後も、盟友・森恒二の監修のもと連載が続いています。
作品情報
| 作者 | 三浦建太郎 |
|---|---|
| 出版社 | 白泉社 |
| 巻数 | 連載中(作者逝去後、森恒二監修のもと継続) |
| メディア化 | TVアニメ(1997年、2016〜17年)・劇場版三部作 |
あらすじ
戦場を渡り歩く傭兵ガッツは、「鷹の団」を率いるカリスマ・グリフィスと出会い、 その剣となって乱世を駆け上がっていきます。しかし栄光の頂点で訪れたのは、 仲間のすべてを捧げる儀式「蝕」──。すべてを奪われたガッツは、 人ならざる存在「ゴッド・ハンド」となったグリフィスへの復讐を誓い、 闇の眷属に狙われ続ける「烙印」を背負って旅を続けます。
見どころ
まず読んでほしいのは、ガッツとグリフィスの出会いから「蝕」までを描く 黄金時代編(3〜14巻)です。友情と野心、栄光と破滅を一つの弧で描き切ったこの中編は、 単体でも漫画史屈指の完成度と言われます。夢を追う者と、 夢に殉じられなかった者の関係は、読む年齢によって見え方が変わり続けます。
そして『ベルセルク』を語る上で外せないのが、ページを埋め尽くす描画の密度です。 群衆、甲冑、怪物、都市──ペン一本でここまで描けるのかという画面は、 紙でもデジタルでも拡大して見る価値があります。『ダークソウル』をはじめ、 世界中のダークファンタジー作品の源流がここにあります。
こんな人におすすめ
- 重厚なダークファンタジーを求める人
- 圧倒的な画力に浸りたい人
- 『ダークソウル』などフロム系ゲームの源流に触れたい人
よくある質問
- 作者が亡くなった後、連載はどうなっている?
- 生前に構想を共有されていた盟友・森恒二の監修のもと、スタジオ我画の手で連載が継続しています。
- どこから面白くなる?
- 1〜2巻は時系列的に後の話から始まるため面食らうかもしれませんが、3巻からの黄金時代編で一気に引き込まれます。まずは3巻まで読んでみてください。