ダンピアのおいしい冒険
実在の海賊博物学者、世界を食べ歩く
『ダンピアのおいしい冒険』は、『天幕のジャードゥーガル』のトマトスープによる 史実ベースの海洋冒険グルメです。実在の「海賊にして博物学者」ダンピアの航海記を 漫画化するという企画力で、歴史漫画ファンから厚い支持を集めています。
作品情報
| 作者 | トマトスープ |
|---|---|
| 出版社 | イースト・プレス |
| 巻数 | 全6巻(完結) |
| 備考 | 実在の航海記『最新世界周航記』が原案 |
あらすじ
時は17世紀。イギリスの私掠船(国のお墨付きを得た海賊船)に、 ひとりの風変わりな男が乗り込んでいました。その名はウィリアム・ダンピア。 「僕は知りたい、世界の全てを」を信条とする博識で好奇心旺盛な彼は、 海賊稼業のかたわら、航海先で出会う未知の動植物、文化、そして「食」を ひたすら観察し、記録していきます。実在した「海賊にして博物学者」の 航海記をもとにした、史実ベースの海洋冒険飯漫画です。
見どころ
主人公ダンピアは実在の人物で、その著書『最新世界周航記』は 後の博物学や文学に大きな影響を与えたとされる歴史的な記録です。 本作の魅力は、殺伐とした海賊の世界を舞台にしながら、 視点はあくまで「知りたい」「食べてみたい」という知的好奇心にあること。 ウミガメの味、未知の果実、異国の調理法──1話ごとに世界の広さを味わえます。 丸みのある可愛らしい絵柄と、史実の重さのバランス感覚は、 後にマンガ大賞ノミネートやアニメ化決定で注目を集める『天幕のジャードゥーガル』を生む トマトスープのデビュー作にしてすでに完成されています。
こんな人におすすめ
- 『天幕のジャードゥーガル』でトマトスープ作品にハマった人
- 『ダンジョン飯』のような「未知を食べる」漫画が好きな人
- 大航海時代や博物学の世界にワクワクする人
よくある質問
- 海賊ものらしい戦闘はありますか?
- 私掠船の襲撃などは描かれますが、血なまぐささは控えめです。あくまで「知りたい・食べたい」が主役の穏やかな冒険譚です。
- 史実の知識がなくても楽しめますか?
- 楽しめます。巻末の解説や参考文献も充実しており、読み終える頃には17世紀の海の世界に詳しくなっています。