ドミトリーともきんす
ドミトリーともきんす
科学者たちの言葉が息づく不思議な学生寮
🎗️ マンガ大賞2015 第14位
科学エッセイ
『ドミトリーともきんす』は、伝説的漫画家・高野文子が「科学者の言葉」を描いた異色作です。 朝永振一郎や湯川秀樹ら実在の科学者の随筆を漫画に写し取る試みは マンガ大賞2015にランクインし、科学と文学の橋渡しとして高く評価されました。 全1巻の静かな宝石のような本です。
作品情報
| 作者 | 高野文子 |
|---|---|
| 出版社 | 中央公論新社 |
| 巻数 | 全1巻(完結) |
| 受賞 | マンガ大賞2015 第14位 |
あらすじ
不思議な学生寮「ともきんす」に暮らす4人の科学者——朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。 高野文子が新作のテーマに選んだのは「科学者たちの言葉」。 日本の優れた科学者たちが残した文章を、架空の学生寮を舞台に、 「科学する人たち」と一組の母娘の交流を通じて丁寧に描いていきます。
見どころ
実在した4人の科学者の随筆や言葉を、漫画という形式で分かりやすく、 かつ詩情豊かに読者に届ける稀有な試み。難解になりがちな科学者の思想を、 日常のワンシーンに落とし込む構成力が光ります。Webメディア連載時から高く評価された作品です。
ここが推せる
「科学者の言葉」を漫画で読ませるという挑戦的な試み。読み終えると科学がぐっと身近に感じられます。
こんな人におすすめ
- 科学・自然科学の随筆やエッセイに興味がある人
- 朝永振一郎・湯川秀樹など日本の科学者に興味がある人
- 短編・アンソロジー形式の作品が好きな人
よくある質問
- 理系の知識がないと難しいですか?
- 難しくありません。数式は登場せず、「科学する心」の美しさを味わう本なので、文系読者にこそおすすめです。
- 漫画というより読み物ですか?
- 漫画表現の実験でもあり、読書案内でもある不思議な本です。紹介された科学者の原著を読みたくなる仕掛けになっています。