動物のお医者さん
動物のお医者さん
北海道の獣医大学、シベリアンハスキーと個性派学生たち
日常獣医学部コメディ
『動物のお医者さん』は、佐々木倫子が描く獣医学部コメディの不朽の名作です。 連載当時シベリアンハスキーブームを巻き起こしながら一度も映像化されていない本作は、 30年以上経った今も「日常系ギャグの完成形」として読み継がれています。 全8巻(文庫版)で完結済みです。
作品情報
| 作者 | 佐々木倫子 |
|---|---|
| 出版社 | 白泉社(花とゆめ連載) |
| 巻数 | 全12巻(文庫版全8巻・完結) |
| メディア化 | 未映像化(アニメ・ドラマ化されていない稀有な作品) |
あらすじ
北海道のH大学獣医学部に通う漆原教授の研究室には、 シベリアンハスキーのチョビをはじめとする動物たちと、 マイペースな学生・ハムテルたちが集っています。動物と人間が織りなす、飄々とした日常の記録です。
予知能力(?)を持つ祖母、無茶ぶりの権化・漆原教授、 ネズミ嫌いなのに獣医を目指す二階堂──人間も動物も全員が曲者。 誰一人熱くならないのに、なぜか笑いが止まらない世界です。
見どころ
事件らしい事件が起きるわけではないのに、淡々とした会話の応酬とシュールなギャグの連続で ページをめくる手が止まらなくなる独特のテンポが本作最大の魅力です。 獣医学部という専門的な題材をベースにしながらも、専門知識がなくても十分楽しめる軽妙さがあります。 全8巻というコンパクトな尺で完結、今も色褪せない不朽の日常系コメディです。
ここが推せる
「動物もの」でありながら感動路線に寄りすぎない、淡々としたおかしみの積み重ねが唯一無二の読み味を生んでいます。
こんな人におすすめ
- 淡々としたシュールなギャグが好きな人
- 動物・獣医学が題材の作品に興味がある人
- 群像劇的な日常系コメディが好きな人
- 『それでも町は廻っている』など脱力系日常ものが好きな人
よくある質問
- 古い作品ですが、今読んでも楽しめますか?
- 楽しめます。淡々とした会話劇の笑いは全く古びておらず、現代の日常系ギャグの原点として再評価が続いています。
- 泣ける動物ものですか?
- いいえ、感動路線にはほぼ寄りません。動物を「かわいくて面倒な隣人」として描くドライさこそ本作の魅力です。