累 かさね
累 -かさね-
他人の顔を奪う口紅に導かれた女優の道
🎗️ マンガ大賞2015 第10位
サスペンスホラー実写映画化
『累 -かさね-』は、松浦だるまが描く「美貌の簒奪」サスペンスです。 顔を交換できる口紅という寓話的な仕掛けで、美と演技の本質に迫る本作は マンガ大賞2015にランクインし、土屋太鳳・芳根京子のW主演で実写映画化。 全14巻で完結済みの、演劇×ホラーの怪作です。
作品情報
| 作者 | 松浦だるま |
|---|---|
| 出版社 | 講談社(イブニング連載) |
| 巻数 | 全14巻(完結) |
| 受賞・メディア化 | マンガ大賞2015 第10位 / 実写映画化(2018年) |
あらすじ
容貌の醜さから人に忌み嫌われてきた累(かさね)。そんな彼女に、 伝説の女優だった母が遺した1本の口紅がありました。 その口紅は、口づけによって他者の顔を「奪う」ことができる謎の力を持っています。
母譲りの天賦の演技力を持ちながら、顔ゆえに舞台に立てなかった累は、 美しい顔を借りて女優への階段を上り始めます。 しかし奪った顔には、それぞれの人生と代償が付きまとっていました。
見どころ
「美とは何か」「演技とは何か」という重いテーマを、ホラー要素を交えたサスペンスとして描く独特の構成が魅力。 累が奪った顔で女優として成功していく過程に潜む罪悪感と代償が、 読み手の倫理観を静かに揺さぶります。実写映画化もされました。
ここが推せる
「美貌を奪う」という設定を通して人間の欲望と罪を描く容赦のなさ。読み手の価値観を試してくる怖さがあります。
こんな人におすすめ
- ダークな心理サスペンスが好きな人
- 芸能界・演劇の世界を舞台にした作品が好きな人
- 実写映画から原作に興味を持った人
- 『ガラスの仮面』など演劇ものをダークに読みたい人
よくある質問
- ホラーとして怖いですか?
- 驚かせる怖さではなく、人間の執念と業の怖さです。演劇シーンの鬼気迫る描写こそ本作の見せ場です。
- 主人公に共感できますか?
- 累は「善人」ではありませんが、彼女の渇望には抗いがたい説得力があります。倫理観を揺さぶられる読書体験ごと楽しんでください。