(2026年8月14日 更新)
『忘却バッテリー』は、少年ジャンプ+連載、みかわ絵子による高校野球漫画です。 中学野球界を支配した「怪物バッテリー」の片割れが、記憶喪失で陽気なポンコツに── ふざけ倒すギャグと、胸を抉る本格野球ドラマを行き来する振れ幅で 熱狂的なファンを獲得し、アニメ化でさらに人気を広げています。
作品情報
| 作者 | みかわ絵子 |
|---|---|
| 出版社 | 集英社 |
| 巻数 | 連載中 |
| 掲載誌 | 少年ジャンプ+ |
| メディア化 | TVアニメ(2024年〜) |
あらすじ
中学野球界で「怪物バッテリー」と恐れられた剛腕投手・清峰葉流火と、 智将と呼ばれた捕手・要圭。強豪校からの誘いを蹴って二人が進学したのは、 野球部が休部状態の都立小手指高校でした。しかも要圭は記憶喪失で、 智将の面影ゼロの陽気なバカに変貌していました。 同じ高校には、かつて二人に野球を折られたエリートたち── 強打の藤堂、俊足の土屋、技巧派の千早──が偶然集まっており、 「怪物バッテリー」の再起動とともに、彼らの止まっていた時間も動き始めます。
主な登場人物
| 清峰葉流火(きよみね はるか) | 中学野球界を制圧した「怪物」投手。要とのバッテリーでのみ真価を発揮する。 |
|---|---|
| 要圭(かなめ けい) | 「智将」と呼ばれた天才捕手。記憶喪失で野球を忘れ、明るい別人のようになってしまった。 |
| 小手指高校の仲間たち | かつて二人に打ち砕かれた元強豪中学の選手たち。因縁を抱えたまま同じチームに集う。 |
見どころ
本作の構造の妙は、「加害者と被害者の再会」から始まる点です。 清峰と要に敗れて野球を辞めた者たちが、当の二人と同じ高校で もう一度バットを握るまでの葛藤が丁寧に描かれ、 「才能に折られた側」の再生譚として唯一無二の重さを持ちます。 智将モードが顔を出す瞬間の要圭の凄みは、本作最大の名物です。
ギャグの切れ味も特筆もので、シリアスな試合の直前まで 全力でふざけるテンポは、ジャンプ+らしい自由さの結晶です。 それでいて野球描写は配球・駆け引きレベルで本格派。 笑わせて、油断させて、真剣勝負で泣かせる──緩急の暴力とはこの漫画のことです。
こんな人におすすめ
- 笑って泣ける野球漫画を探している人
- 挫折からの再起の物語に弱い人
- アニメから原作に興味を持った人
よくある質問
- 野球のルールに詳しくなくても大丈夫?
- 大丈夫です。ギャグパートで肩の力を抜いて読めて、試合の見どころは要圭の解説的なリードで自然に頭に入ります。
- アニメの続きは原作の何巻から?
- アニメ第1期は原作5巻・第30話までで、氷河高校との練習試合あたりまでを映像化しています。続きの巻数はAmazonのページ情報でご確認ください。
