おおきく振りかぶって
おおきく振りかぶって
気弱なピッチャーと寄せ集めチームの、リアル高校野球
野球心理描写アニメ化
『おおきく振りかぶって』は、月刊アフタヌーン連載、ひぐちアサによる高校野球漫画です。 極度の弱気で自信が持てないピッチャーを軸に、 投球論・配球の駆け引き・選手の心理を圧倒的な密度で描き切る作風で、 「野球漫画のリアリズムを更新した」と評される講談社漫画賞受賞作です。
作品情報
| 作者 | ひぐちアサ |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| 巻数 | 既刊38巻(連載中) |
| 掲載誌 | 月刊アフタヌーン |
| 受賞 | 講談社漫画賞 |
| メディア化 | TVアニメ(2007年) |
あらすじ
中学時代、味方にすら信頼されず孤立していた投手・三橋廉。 新設高校の西浦高校に入学した三橋は、寄せ集めの経験不足なメンバーと、 頼れる女子マネージャー・田島悠一郎(監督の息子)に支えられながら、 甲子園を目指す道を歩み始めます。自信のない三橋の心を、 キャッチャーの阿部隆也が厳しくも支え、「頭脳で投げる」野球を作り上げていきます。
見どころ
本作の圧倒的な武器は、配球と心理描写の密度です。 1球ごとに「なぜこの球を選んだか」「相手はどう考えているか」が 丁寧に言語化され、野球の駆け引きの面白さを頭で理解しながら読める構成。 高校野球の指導者や選手からの支持も厚い、リアリズムの極致です。
そして三橋というメンタルの弱い主人公の描き方も唯一無二です。 「自分に自信が持てない」ことそのものが物語の推進力になっており、 阿部との師弟にも近い信頼関係が少しずつ築かれていく過程は、 単なるスポ根とは一線を画す心理劇として読み応えがあります。
ここが推せる
配球理論の緻密さでは野球漫画随一。「なぜこの球を選ぶのか」を言語化し切る密度は、野球を知っている人ほど唸らされます。
こんな人におすすめ
- 配球・戦術寄りのリアル野球漫画を読みたい人
- メンタルの弱い主人公の成長物語が好きな人
- 『ダイヤのA』『MAJOR』の次を探している人
よくある質問
- 試合の進みが遅いと聞いたけど?
- 1試合を複数巻かけて描くほど濃密なので、スピード感より心理戦をじっくり味わうタイプの野球漫画です。ハマると圧倒的な没入感があります。
- 何巻まで出ている?
- 既刊38巻で連載中です。最新刊の情報はAmazonの商品ページでご確認ください。