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北斗の拳

北斗の拳

「お前はもう死んでいる」──世紀末救世主伝説

バトルアクションアニメ化

『北斗の拳』は、1983年から88年に週刊少年ジャンプで連載された世紀末アクションの金字塔です。 核戦争後の荒野、一子相伝の暗殺拳、そして「お前はもう死んでいる」。 あらゆる世紀末的世界観の源流であり、名言・名場面の宝庫として 連載終了から40年近く経った今も引用され続けています。

作品情報

作者武論尊・原哲夫
出版社集英社
巻数全27巻(完結) ※文庫版全15巻・究極版全18巻もあり
メディア化TVアニメ(1984〜88年)・劇場版・スピンオフ多数

あらすじ

199X年、世界は核の炎に包まれた──。文明が崩壊し暴力が支配する世界で、 一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウは、 奪われた恋人ユリアを取り戻すため、宿敵シンとの因縁の対決へ向かいます。 やがて戦いは、義兄弟であるトキ、ジャギ、そして最強の敵ラオウとの 北斗宗家の宿命を賭けた激突へと収束していきます。

見どころ

本作の魅力は、暴力の世界を描きながら物語の芯が「哀しみ」であることです。 強敵(とも)と書いて「とも」と読ませる敵たちは、それぞれが愛と誇りを抱えて散っていく。 サウザーの過去、レイの最期、そしてラオウの昇天── バトル漫画でありながら、涙腺を狙い撃つ人間ドラマの連続です。

原哲夫の劇画は、筋肉の量感と顔面の崩壊描写で新時代を作りました。 「ひでぶ」「あべし」という断末魔の発明、モヒカン雑魚という様式、 ケンシロウの「怒り」の表情。これらは後のあらゆる作品にパロディされ、 引用され、いまや日本のポップカルチャーの共有財産になっています。

ここが推せる ラオウという敵役の造形がすべてを物語ります。恐怖で世を統べようとした男の最期の一言まで、漢(おとこ)の美学で貫かれた27巻です。

こんな人におすすめ

  • バトル漫画の源流を押さえたい人
  • 名言・名場面の元ネタを知りたい人
  • 熱い人間ドラマで泣きたい人

よくある質問

絵柄が濃くて古そうだけど、今読める?
読めます。劇画調の絵は今見てもむしろ新鮮で、テンポは現代の漫画より速いくらいです。文庫版・究極版・Kindle版など読みやすい判型が揃っています。
ラオウ編の後も面白い?
天帝編・修羅の国編と続きます。評価が最も高いのはラオウ編までですが、修羅の国編は隠れた人気エピソードです。まずはラオウ昇天(16巻前後)までがおすすめです。
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