新世紀エヴァンゲリオン
少年が乗る人型兵器、アニメ版と異なる結末を描くコミカライズ
『新世紀エヴァンゲリオン』は、月刊少年エース連載、貞本義行によるコミカライズ漫画です。 庵野秀明総監督のTVアニメを原作に、貞本義行が独自の解釈で再構成した本作は、 アニメ版と異なる完結を迎える「もう一つのエヴァ」として、 原作アニメの謎めいた展開を再構築した意義を持つ作品です。
作品情報
| 作者 | 貞本義行 |
|---|---|
| 出版社 | KADOKAWA |
| 巻数 | 全14巻(完結) |
| 掲載誌 | 月刊少年エース |
| 原作 | GAINAX・庵野秀明 |
| メディア化 | 原作TVアニメ(1995〜96年)・劇場版シリーズ |
あらすじ
西暦2015年、「使徒」と呼ばれる謎の敵の襲撃を受ける第3新東京市。 主人公の少年・碇シンジは、疎遠だった父・ゲンドウに呼び出され、 人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとして 使徒との戦いに身を投じることになります。 同じくエヴァに乗る少女たち、綾波レイ、アスカ・ラングレーとの関係を通じて、 シンジは「他人と関わることの痛み」に向き合っていきます。
見どころ
本作最大の価値は、アニメ版とは異なる着地点を描いていることです。 原作TVアニメの難解な結末に対し、貞本義行版は 物語をより整理された形で完結させており、 「エヴァの結末をもう一つの視点から読む」という楽しみ方ができます。
そしてキャラクターの心理描写の緻密さも本作の魅力です。 シンジの自己否定、アスカの虚勢、レイの空虚── それぞれの傷を抱えたキャラクターたちの内面が、 漫画というメディアならではの間の取り方で丁寧に描かれ、 アニメファンにも新しい発見のある構成になっています。
こんな人におすすめ
- TVアニメ版エヴァンゲリオンのファン
- アニメとは違う結末・解釈を読みたい人
- ロボットSFの金字塔に触れたい人
よくある質問
- アニメを見ていないと分からない?
- 基本的な設定は漫画内でも把握できますが、TVアニメ版を先に見ておくと、本作がどう違う結末に向かうかをより楽しめます。
- 何巻で完結する?
- 全14巻で完結しています。TVアニメ・劇場版とは異なる、貞本義行なりの決着がつきます。