さよなら絵梨
さよなら絵梨
現実と創作が交錯する映画青春譚
🎗️ マンガ大賞2023 ノミネート
1冊完結
『さよなら絵梨』は、『チェンソーマン』の藤本タツキが放った約200ページの長編読切です。 『ルックバック』に続いて「少年ジャンプ+」で公開されるや世界中で話題となり、 マンガ大賞2023にノミネート。映画的なコマ割りと大胆な仕掛けで、 「読む」というより「観る」に近い体験を味わえる1冊です。
作品情報
| 作者 | 藤本タツキ |
|---|---|
| 出版社 | 集英社(少年ジャンプ+掲載) |
| 巻数 | 全1巻(約200ページの読切) |
| 受賞 | マンガ大賞2023 ノミネート |
あらすじ
「私が死ぬまでを撮ってほしい」という病の母の願いから始まった、 優太によるスマートフォンでの映画制作。しかし完成した映画は文化祭で酷評され、 絶望した優太は自殺しようと病院の屋上へ向かいます。 そこで出会ったのが、謎めいた美少女・絵梨でした。
「もう一本、映画を作ろう」──絵梨に導かれ、優太は再びカメラを回し始めます。 しかし絵梨もまた、ある秘密を抱えていました。
見どころ
ほぼ全編が「固定カメラ」のような均一のコマ割りで進む、映画の文法を漫画に 移植した実験的な構成が本作の骨格です。どこまでが現実で、どこからが優太の「映画」なのか── 現実と創作の境界が幾重にも入れ替わり、読むたびに見え方が変わります。
大切な人の記憶を「編集」することは欺瞞なのか、救いなのか。 創作をめぐるこの問いに、藤本タツキは爆発的なラスト1ページで答えます。 読後、最初のページに戻りたくなることを保証します。
ここが推せる
読み終えた瞬間に「本当は何が真実だったのか」を考えたくなる、大胆で挑戦的な構成の妙。
こんな人におすすめ
- 藤本タツキ作品(『チェンソーマン』『ルックバック』)のファン
- 読後に考察したくなるメタフィクション的な作品が好きな人
- 創作・映画制作に関わる人
- 短時間で濃密な読書体験をしたい人
よくある質問
- 『ルックバック』とどちらから読むべき?
- 独立した作品なのでどちらでも。より素直に泣けるのは『ルックバック』、より仕掛けが大胆なのが本作です。
- 1回読んだだけでは分からないと聞きました。
- それこそが本作の設計です。2周目には別の物語が見えてくるので、ぜひ読み返してください。