失恋ショコラティエ
10年報われない恋がショコラティエへの道に
『失恋ショコラティエ』は、水城せとなが描く執着系恋愛心理劇です。 「報われない片想い」を原動力にショコラティエになる青年の物語は マンガ大賞2011にランクインし、松本潤主演の月9ドラマも話題に。 甘い題材で人間の業を描き切る、大人の恋愛漫画です。
作品情報
| 作者 | 水城せとな |
|---|---|
| 出版社 | 小学館(月刊フラワーズ連載) |
| 巻数 | 全9巻(完結) |
| 受賞・メディア化 | マンガ大賞2011 第5位 / TVドラマ化(2014年) |
あらすじ
高校時代から憧れの先輩・紗絵子への想いを断ち切れない青年・小動爽太(こゆるぎ そうた)。 彼女が結婚したことを知りながらも諦めきれない爽太は、 「サエコさんの心を動かすチョコを作る」ためにパリで修業を積み、 本格的にショコラティエの道を歩み始めます。
帰国して店を構えた爽太の周りには、彼を想う同僚や友人たちの すれ違う恋心が渦巻きます。誰もが誰かへの「片想い」を抱えたまま、 甘くほろ苦い群像劇が転がっていきます。
見どころ
10年以上報われない恋を抱え続ける主人公の危うい執着と、 それでも前に進もうとする姿を繊細に描く心理描写の深さが本作最大の魅力です。 紗絵子という「小悪魔」の描き方も一筋縄ではいかず、 誰にも完全には感情移入させない距離感が大人の読後感を生みます。
美しいショコラの描写と、それを作る動機の不純さのコントラストは 水城せとなならではの意地悪な巧さ。恋愛を「きれいなもの」として 描かない誠実さが、多くの読者の共感と痛みを呼びました。
こんな人におすすめ
- ショコラ・お菓子作りの世界に興味がある人
- 甘くない、リアルな恋愛心理劇が好きな人
- 執着・報われない恋をテーマにした物語に惹かれる人
- ドラマ版から原作に興味を持った人
よくある質問
- 胸キュン系のラブストーリーですか?
- いいえ、むしろ恋愛の「こじらせ」を解剖する作品です。ときめきより、ひりつく共感を味わうタイプの漫画です。
- ドラマと結末は同じですか?
- ドラマはオリジナル要素が多く、原作の結末はより苦味が効いています。読み比べる価値があります。