とんがり帽子のアトリエ
魔法に憧れた少女の絶望と希望
『とんがり帽子のアトリエ』は、白浜鴎が描く本格魔法ファンタジーです。 「魔法は描いて発動する」という美しい設定と、欧州の挿絵画のような超絶作画で 国内外を魅了し、米国のアイズナー賞を受賞。 「世界で最も美しい魔法漫画」の呼び声も高い、現代ファンタジーの代表作です。
作品情報
| 作者 | 白浜鴎 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社(モーニング・ツー連載) |
| 巻数 | 連載中 |
| 受賞 | アイズナー賞 / マンガ大賞2018 ノミネート |
あらすじ
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いに憧れていました。 しかしこの世界では、魔法使いの家に生まれた者しか魔法を使えないとされ、 魔法をかける瞬間を見てはならないという掟がありました。
ある日ココは、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使う瞬間を目撃し、 魔法の正体が「特別なインクで描く紋様」であることを知ってしまいます。 禁書の魔法を真似たことで取り返しのつかない悲劇を起こしたココは、 すべてを取り戻すため、キーフリーの弟子として魔法使いの世界に足を踏み入れます。
見どころ
「見てはいけない魔法」というルールの緊張感から始まり、魔術を「描いて発動する記号の体系」 として緻密に組み上げる世界観が唯一無二です。魔法の仕組みを読者も一緒に 学び、応用を考えられる設計は、魔法ファンタジーの新しい発明と言えます。
白浜鴎の作画は本作最大の武器で、レースのような線で描かれる衣装、建築、 魔法陣のディテールは、どのページも額装したくなる美しさ。 同門の姉弟子たちとの修行と友情、魔法社会の光と影を描く物語も本格派で、 「なぜ魔法は制限されているのか」という謎が物語を深く牽引していきます。
こんな人におすすめ
- 体系立った魔法システムのファンタジーが好きな人
- 師弟関係・修行ものが好きな人
- 海外でも評価の高い作品に興味がある人
- 美しい作画をじっくり味わいたい人
よくある質問
- 『ハリー・ポッター』的な学園ものですか?
- 学校ではなく「アトリエ(工房)」での徒弟修行が舞台です。職人的な魔法観こそ本作の個性です。