ミステリー・推理漫画のおすすめ8選
犯人当ての快感から、社会派の読み応えまで
「犯人は誰か」「どうやって殺したのか」「なぜ」── ミステリーの快感は、漫画というメディアと驚くほど相性が良いジャンルです。 伏線は絵の中に隠せるし、解決編のカタルシスは見開きで爆発する。 密室トリックの古典から、記憶や時間を扱う変化球、人間の悪を見つめる社会派まで、 読み口の違う8本を選びました。
今夜、眠れなくなる一冊をどうぞ。
読み口の違うミステリー8選
金田一少年の事件簿(オリジナルシリーズ全27巻ほかシリーズ多数)
「じっちゃんの名にかけて!」。密室・見立て・アリバイ崩しと、本格トリックを漫画で成立させた金字塔です。1事件が数巻で完結する読み切り型なので、有名事件のつまみ読みもできます。
名探偵コナン
説明不要の国民的ミステリー。1話完結の事件の質の高さと、黒の組織を巡る本筋の引きの強さの両輪で、100巻を超えて現役の第一線を走り続けています。
MONSTER(全18巻(完結))
自分が命を救った少年は、怪物だった──。浦沢直樹が描く、ヨーロッパを舞台にした心理サスペンスの最高峰。「人は誰でも怪物になり得るか」という問いが全18巻を貫きます。
20世紀少年(本編全22巻+『21世紀少年』上下(完結))
少年時代に書いた「よげんの書」の通りに世界が壊れていく。カルト教祖「ともだち」の正体を巡る謎解きと昭和のノスタルジーを融合させた、浦沢直樹のもう一つの代表作です。
PLUTO(全8巻(完結))
手塚治虫「地上最大のロボット」を浦沢直樹がロボット刑事の連続破壊事件ミステリーとして再構築。原作を知らなくても驚ける犯人と動機の設計は、リメイクものの世界的成功例です。
ミステリと言う勿れ
天然パーマの大学生・久能整が、話しているだけで事件と人の心をほどいていく新機軸。派手なトリックより「語り」で読ませる、現代ミステリーの発明品です。
僕だけがいない街(全9巻(完結))
時間が巻き戻る「リバイバル」の力で、少年時代の連続誘拐事件に挑む。タイムリープ×ミステリー×救済の噛み合わせが完璧な、全9巻の傑作です。
外天楼(全1巻)
バカバカしいコメディの短編集に見えた物語が、最終話で一つの結晶になる──。石黒正数の構成力が炸裂する全1巻。ネタバレ厳禁、前情報なしで読んでください。
騙される快感なら『外天楼』、じっくり浸るなら『MONSTER』からどうぞ。 頭脳バトル寄りの作品は頭脳戦・心理戦が面白いおすすめ漫画6選にまとめています。