(2026年8月22日 更新)
『うしおととら』は、藤田和日郎が描く妖怪バトル漫画の金字塔です。 少年と大妖怪の凸凹コンビが日本中の妖怪と戦う王道活劇は小学館漫画賞を受賞し、 連載終了から時を経てTVアニメ化も実現。 全33巻、「熱くて泣ける」少年漫画の教科書です。
作品情報
| 作者 | 藤田和日郎 |
|---|---|
| 出版社 | 小学館(週刊少年サンデー連載) |
| 巻数 | 全33巻(完結) |
| 受賞・メディア化 | 小学館漫画賞 / TVアニメ化(2015年) |
あらすじ
寺の蔵で、槍に縫い付けられた大妖怪「とら」を見つけてしまった中学生・蒼月潮(うしお)。 伝説の「獣の槍」の担い手となった潮は、潮を食う機会をうかがいながらもなぜか相棒になっていくとらとともに、 諸悪の根源「白面の者」との決戦へ向かっていきます。
主な登場人物
| 蒼月潮(あおつき うしお) | 主人公。寺の蔵で「獣の槍」を見つけ、妖怪退治の宿命を背負う中学生。 |
|---|---|
| とら | 潮が槍の封印を解いた大妖怪。「いつか潮を食う」と言いながら、いつしか最高の相棒に。 |
| 白面の者(はくめんのもの) | すべての妖怪が恐れる最強最悪の敵。物語全体を貫く宿敵。 |
| 井上真由子・中村麻子 | 潮の幼馴染の二人。物語が進むほど重要な役割を担っていく。 |
見どころ
序盤に張られた伏線が終盤で一斉に回収される構成美、そして「とら」というキャラクターの魅力は少年漫画史に残ります。 相容れないはずの人と妖怪が凸凹コンビとして絆を深めていく王道の面白さ、 藤田和日郎らしい熱い漢気とホロリとさせる人情の両立も見逃せません。 全33巻(完全版全20巻・文庫版全19巻)で完結、TVアニメ化もされました。
ここが推せる
藤田作品の入り口としてまず読んでほしい代表作。伏線回収の快感とキャラクターの魅力、両方が詰まっています。
こんな人におすすめ
- 妖怪バトル漫画が好きな人
- 凸凹コンビものが好きな人
- 藤田和日郎作品を初めて読む人
よくある質問
- 古い作品ですが、今読んでも楽しめますか?
- 楽しめます。荒々しい絵の熱量と伏線回収の構成は今の目で見ても一級で、『呪術廻戦』など現代バトル漫画のルーツとしても読めます。
- 怖い妖怪は出てきますか?
- 出てきます。特に白面の者の恐怖描写は本物ですが、それを上回る熱血と人情が本作の持ち味です。
