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泣ける漫画

泣ける漫画のおすすめ6選

何度読んでも涙腺が緩む名作たち

📚 特集 まとめ記事

「泣かせにくる」漫画ではなく、「気づいたら泣いている」漫画を

お涙頂戴の展開で無理やり泣かせる作品は、一度読めば十分です。 本当の名作は違います。登場人物が精一杯生きているだけなのに、 その姿に自分の記憶が重なって、気づいたらページが滲んでいる。 今回はそういう「再読するたびに泣ける」タイプの6作品を選びました。

喪失、贖罪、届かなかった想い──扱うテーマは重めですが、 どれも読後に温かいものが残る作品ばかりです。 ティッシュを手元に置いて、ひとりの夜にどうぞ。

涙腺崩壊必至のおすすめ6作品

聲の形

聲の形(全7巻)

ヒューマンドラマ映画化

小学生時代、耳の聞こえない転校生・西宮硝子をいじめていた石田将也。 やがて自分がいじめの標的になり、孤立したまま高校生になった彼は、 「死ぬ前に」硝子へ償いをしようと再会を果たします。 いじめ・障害・贖罪という重いテーマを、逃げずに、でも誠実に描き切った全7巻。 「人と繋がりたい」という叫びが胸に刺さる、京都アニメーション映画版とあわせて 語り継がれるべき傑作です。

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ルックバック

ルックバック(全1巻)

🥈 マンガ大賞2022 2位 1巻完結アニメ映画化

学級新聞に4コマを描く小学生・藤野と、不登校の天才・京本。 「描くこと」で出会った二人の歳月を、たった一冊で描き切った読み切りの金字塔です。 セリフの少ないページに込められた感情の量が尋常ではなく、 あの「背中」のコマの意味に気づいた瞬間、涙腺が決壊します。 創作に携わったことのある人、何かに打ち込んだことのある人なら確実に泣く一冊。 30分で読めて、一生忘れられません。

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四月は君の嘘

四月は君の嘘(全11巻)

音楽アニメ化

母の死以来ピアノが弾けなくなった元神童・有馬公生と、 彼を強引に音楽の世界へ連れ戻す自由奔放なヴァイオリニスト・宮園かをり。 音楽漫画の特集でも紹介した本作ですが、 「泣ける漫画」としても外せません。 タイトルに仕込まれた「嘘」の意味がすべて明かされる最終巻の手紙は、 漫画史に残る涙腺破壊兵器。読み終えたあと、春の景色が少し違って見えます。

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HOTEL R.I.P.

HOTEL R.I.P.(全1巻)

オムニバス1巻完結

不慮の死を遂げ、現世に心残りを抱えた者だけが泊まれる不思議なホテル。 「宿泊は必ず相部屋」という掟のもと、 赤の他人同士が互いの未練を解きほぐし、心残りが消えた者から 静かにチェックアウト(成仏)していく連作オムニバスです。 死者たちの未練はどれも「普通の人生の忘れ物」ばかりで、だからこそ泣ける。 全1巻で読めて、読後は題名の「安らかに眠れ」が優しい祈りに変わります。

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さよならもいわずに

さよならもいわずに(全1巻)

実話1巻完結

ギャグ漫画家である著者の妻が、ある日突然、この世を去った── その日から始まる喪失の日々を、本人が描いた実話コミックです。 創作の「泣かせ」が一切ない、本物の悲しみの記録。 それでいて、漫画表現の限りを尽くして「妻がいた世界」と 「いなくなった世界」を描こうとする執念に圧倒されます。 大切な人を亡くした経験のある人には、痛くて、でも確かな慰めになる一冊です。

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不滅のあなたへ

不滅のあなたへ(全25巻(完結))

ファンタジーアニメ化

地上に投げ込まれた不死の「球」は、石に、オオカミに、そして少年に姿を変え、 出会いと別れを繰り返しながら「人間」を学んでいきます。 不死身の存在フシが主人公ということは、つまり、 出会った人々とは必ず別れが来るということ。 一つの出会いが深く描かれるほど、その喪失が重くのしかかる構造で、 『聲の形』の大今良時が「死と記憶」を真正面から描いた大河ファンタジーです。 第1話からいきなり泣かせにきます。

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ほかにも: 涙なしでは読めない名作

  • さよならタマちゃん(武田一義・全1巻) ─ 精巣腫瘍と闘った漫画家アシスタントの実録。笑って泣ける闘病記。
  • ぼくらのフンカ祭(真造圭伍・全1巻) ─ 噴火で変わった町と幼なじみの絆。ラストの爽やかな余韻が沁みます。
  • 金の国 水の国(岩本ナオ・全1巻) ─ いがみ合う二国の政略結婚譚。優しさで泣かせる稀有な一冊。
  • 君と宇宙を歩くために(泥ノ田犬彦) ─ 生きづらさを抱えた二人の友情。マンガ大賞2024大賞受賞。
  • 違国日記(ヤマシタトモコ・全11巻) ─ 両親を亡くした15歳と小説家の叔母。じわじわ効いてくる涙です。
  • タコピーの原罪(タイザン5・全2巻) ─ ハッピー星人と笑わない少女。つらいのに読む手が止まらない話題作。
泣ける漫画は「ひとりの夜」に読むのがおすすめ 今回の6作品のうち3作は1巻完結。寝る前に読み始めても朝を迎えずに読み切れます。ただし『聲の形』と『四月は君の嘘』は途中でやめられなくなるので、休みの前夜にどうぞ。
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